.Sched3の紹介動画作成(後半)QuartzComposerあたりを中心に紹介

.Sched3の紹介動画作成(後半)QuartzComposerあたりを中心に紹介前回の.Sched3の紹介動画作成 Reflection +QuickTime +QuartzComposer +iMovie +GarageBand の続きです。

紹介動画はコチラ

上記のムービー作成の流れは、

  1. ReflectionというアプリでiPhoneの画面をMacで表示
  2. Reflectionで表示された画面をQuick Time X でキャプチャ
  3. Quartz Composer に、iPhone4の3Dモデルを読み込ませ、画面部分にキャプチャした動画をはりつけ
  4. Quartz Composerでカメラアングルやライティングをコントロールして動画書き出し。
  5. 最後に、iMovieで体裁整え。音楽はGarageBandで。
という感じで、前回のエントリでは2まで紹介しましたので、今回は続きの3あたりから。Quartz Composer周りはもうちょっと詳しく紹介します。

 

Quartz Composerって?

GUIでプログラミングできるビジュアルプログラミング環境です。マウスでパッチと呼ばれる機能の固まりの箱をつないで、プログラミングします。

従来はXcodeに付属してましたが、つい最近Xcode4.3になってからは、個別にインストールが必要となりました。Appleのダウンロードセンターからダウンロードできます。(GraphicTools for Xcodeに含まれてます。)

 

Quzrtz Composer step1 Lightingパッチ

Quartz Composer を起動し、まずは、Lightingパッチを配置します。
照明を制御するパッチです。

 

Quartz Composer Step2  3D Transformationパッチ

次に、Lightingパッチをダブルクリックして、3D Transformationパッチを配置します。パッチは階層構造を取る事ができます。
3D Transformationパッチは、サブパッチの3D変形を行なうパッチです。

 

Quartz Composer Step3  Spriteパッチ, Meshrendererパッチで素材を配置

3D Transformationパッチをダブルクリックして、サブパッチを配置します。
ここでは、3つのパッチを配置しました。
  • Spriteパッチ(1)
  • Spriteパッチ(2)
  • Mesh Rendererパッチ
Spriteパッチは、2Dの四角形を描画するパッチです。1つはiPhoneの画面用、もう一つはiPhone画面のステータスバーのマスク用(Refrectionで表示した画面のステータスバーはAirPlay中で青色になってしまうので、通常の黒いステータスバー画像でマスクします。)

フィールドに、先にキャプチャーした.movのファイルをドラッグすると、Movie Importerパッチ(動画を出力するパッチ)が生成されます。超簡単です。

パッチには右側と左側に白いポッチがあるのですが、左のポッチが入力、右のポッチが出力です。.movのファイルをドラッグしてできたMovie ImporterのImage出力をSpriteのImage入力にドラッグで接続すると、なんと、四角い箱に動画が表示されます。

同様に、マスク用の画像ファイルをフィールドにドラッグドロップするとImageパッチができるので、この出力を別のSpriteのImage入力に接続します。

Mesh Rendererパッチは、3Dモデルを描画するパッチです。iPhoneの3Dモデルは、Google SketchUpギャラリーから入手。そのままだと、.skpというSketchUp用のファイル形式でQuartz Composerに読み込ませることができないので、SketchUpをインストール(free版でOK)し、.skpファイル読み込んで、.daeという形式で書き出します。
この書き出した.daeファイルをQuartz ComposerのWindowにドラッグドロップすると、Mesh Importerという3Dモデルの読み込みパッチができます。この出力(Mesh)をMesh Rendererの入力(Mesh)に接続すると、3Dオブジェクトが表示されます。
素材の準備は以上で、動画のSpriteBoxが、iPhoneの3Dオブジェクトの画面部分にちょうどフィットするようにSprite、Mesh ImporterのX,Y,Z Position,Rotation,Scaleを調整します。

 

Quartz Composer Step4 3D Transformationでアングル操作

3D Transformationパッチにもどり、このパッチのTransition, Rotationパラメータをいじると、アングルを変更できます。さらに、アングル変更を時間軸で自動制御するために、Timelineパッチを接続します。
Timelineパッチは、上のイメージのように、時間軸での値の変化をグラフで定義することのできるパッチです。

こいつで、カメラアングルをグリグリ制御すればよいのですが、かなりしんどいので、実際には、「固定アングル決める」⇒「固定アングルで.mov書き出し」を繰り返し、様々な固定アングルの.movを書き出しました。(あとで、iMovieで切り貼りすることにした。)

1つ省略してしまいましたが、このままだと、背景がない状態なので、Root階層に背景用画像を表示するSpriteを配置してます。

 

iMovieで編集

以上で準備した色々なアングルの.movなファイル素材をiMovieにぶっ込み、切り貼りして、title/ending、BGMをくっつけて完成となりますが、1つ問題がありました。

Quartz Composerで.movで動画ファイルに出力ができるのですが、そのままでは、iMovieに読みこませる事ができません。.movのファイル情報をみると、codecが”Quartz Composer”となってます。

そこで、変換処理が必要となるのですが、変換には、QuickTime 7 Proを利用しました。OSX Lion付属のQuickTimeは、X(ten)ですが、変換処理には、有償のQuickTime 7 Proが必要のようです。(すみません、ここでも有償ソフトを使ってました。)QuickTime 7 Proは、ここで入手できます。QuickTime 7 は、QuickTime Xと同居可能。 Proのライセンスが3400円です(私は過去にProライセンスを購入していたので、ライセンスコードを過去のメールから掘り起して使いました)。
QuickTime 7 Proで変換したファイルをiMovieにぶっ込み、編集して完成となります。
以上となります。
完全に我流で作成しましたが、以外となんとかなるもんですね。


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